マンチェスターCとPSGが真の強豪クラブになるため
近年、オイルマネーを背景にたった数シーズンで規模を大きく拡大させ、所属リーグを席巻しているチームがあります。イングランドプレミアリーグに所属しているマンチェスターCとフランスリーグアンに所属しているPSGです。
2008年にアブダビの王族が主導して買収したマンチェスターCは、潤沢なオイルマネーで積極的な補強を行い、買収後は3度のリーグチャンピオンになりました。そしてイングランドを代表する強豪クラブへと進化しました。
PSGは、2011年にカタールの企業に買収されました。こちらも所属リーグでは買収後5度のチャンピオンになり、ヨーロッパ屈指の強豪クラブの仲間入りを果たしました。どちらも数年で世界的なビッグクラブになり世界中にファンが増えました。
一方で毎シーズン、世界各国のスター選手が入団し世間を賑わせます。監督も超一流の人を招聘しています。少しでも成績が振るわなかったり、結果を残せなかったりするとチームにはい続けられない厳しい現実もあります。
監督の交代も他のチームに比べると多いです!
また、どちらもヨーロッパのクラブチーム同士の大会であるUEFAチャンピオンリーグでは優勝に至っていません。ここ数年の成績は、マンチェスターCはベスト4、PSGに至ってはベスト8の壁を突破できていません。
毎年の潤沢な資金でのスター選手の獲得や、度重なる監督の入れ替えによってチームの成熟度が上がらなかったり、常に注目され結果を求められたりしている中で、本当の強者しかいないUEFAチャンピオンリーグではまだチームとして勝ち上がれないのかもしれません。
マンチェスターCとPSGがUEFAチャンピオンリーグで優勝した時に、真の強豪クラブになるのではないでしょうか!?